はしがき 目次
もどる
卵を割って、之[これ]を能[よ]く箸でかきまぜて醤油少許[すこしばかし]砂糖少しを加へ、成るべく薄く鶏卵焼[たまごやき]で焼いてから線[こまか]に刻んで置く。それから平常[いつも]のやうに炊いた上に、前の卵の切ったのを振りかけるのである。
また卵を程よく味をつけたるものを汁と共に御飯の上にかけたのもある。
つぎへ