源平武者競(げんぺいむしゃくらべ)

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出版年不詳(1830-1843?)

平家と源家の武士たちの名前をあつめたもので、江戸から明治にかけて数々出されていたいろいろな見立て番付の一枚です。

参考にした一枚は出版年や版元などが不詳ですが、同じ内容の『源平武者競』と題した番付が天保9年(1838)大阪の河内屋、綿屋からも売り出されているので、天保ころには同様のものは江戸でも出ていたことはうかがえます。

▼見立て番付…お相撲の番付の要領で、様々な物を順位づけして東西に並べ立てるもの。
校註●莱莉垣桜文(2011) こっとんきゃんでい