はしがき 目次
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藤の木の若芽を摘み取って、之[これ]を能[よ]く水洗[みづあらひ]してから細[こまか]に刻んで置く。それから平常[いつも]のやうに御飯を炊いて、飯櫃[おはち]に移す時に、前の藤の若芽をその中にかきまぜるのである。
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