柳亭叢書(りゅうていそうしょ)

第一輯

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作 三世柳亭種彦 Ryutei Tanehiko III
版元 駸々堂
明治16年(1883)

高畠藍泉[たかばたけらんせん]こと三世柳亭種彦[りゅうていたねひこ]が各新聞の小説欄などに連載した作品をまとめて五冊組みの叢書にして発売されたもの。

出版元の駸々堂[しんしんどう]は、京都の寺町通御池下ルに店を構えていた本屋で、小説をはじめ絵草紙、実録本などの活字本も多く出版しています。

▼三世…ただし藍泉は勝手に種彦の号を襲名をしていた笠亭仙果(りゅうていせんか)を代数に入れず襲名披露の際も「二世」と公称していました。
校註●莱莉垣桜文(2009-2010) こっとんきゃんでい