版元 片田長次郎 Katada Choziro
明治29年(1896)
「ごはんのおかずとなる食べ物」を並べた番付で、▼片田長次郎から数々出されていたいろいろな▼見立て番付の一枚です。
おもに、一般のおかずとしてお膳の上にのっていた回数が多いものほど位が高いところに並べられていて、下になるにしたがって高級なごちそうが登場して来ます。
現在もよく作られているおかずがいくつもある一方、いまでは滅多に作られなくなったものやどんなものかピンと来ないものもあります。亦、かまぼこやはんぺん、天ぷら(精進あげ)、玉子焼、お肉など、昔は相当にゼイタクナおかずだったものが、昨今では身近なおかずになっている点も、注意してご覧ください。