×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

画本纂怪興(えほんさんがいきょう)

上の巻
下の巻

もどる

賽怪興序

古語曰、自筥根以内、未嘗見野夫与化物也、
是元無化物者故也、
鳥羽院玉藻前茂林寺文福茶釜
皆狐貍之所為、
其余水虎戴皿鉢猫股被手拭之類、
二疋三文而奚足怪焉、
特往古所称化物元祖、裳紋爺々毛門賎内者、
其名其物
然則謂往古変無化物亦可、
閲北尾政美所画之集
始知化物之名此在即座出来合
猶欲取残之化物
姑俟百物語夜半行灯之消時爾、

古語に曰[いはく]筥根[はこね][よ]り以内[こっち]、未[いま]だ嘗[かつ]て野夫[やぼ]と化物[ばけもの]とを見ずと、是元[これもと]化物と云もの無きが故[ゆゑ]也、鳥羽院[とばいん]玉藻前[たまものまへ]茂林寺[もりんじ]文福茶釜[ぶんぶくちゃがま]の如き、皆[みな]狐貍[こり]の為[な]す所、其余[そのよ]水虎[かっぱ]皿鉢[さはち]を戴き猫股[ねこまた]手拭[てぬぐひ]を被[かぶ]るの類、二疋三文にして奚[なん]ぞ怪と為[な]すに足[たら]んや、特に往古称する所の化物の元祖、裳紋爺々[ももんぢい]毛門賎内[ももんがあ]なる者、其の名を聞[きき]て未[いま]だ其の物を覩[み]ず、然[され]ば則[すなは]ち往古変じて化物の無きといふも亦[また]可なり、今北尾政美[きたをまさよし][ゑが]く所の集を閲[けみ]して、始めて化物の名[これ]即座[そくざ]出来合[できあひ]に在る事を知る、猶[なほ]取残[とりのこし]の化物を覩[み]んと欲[ほっ]せば、姑[しばら]百物語の夜半[やはん]行灯[あんどん]の消[きゆ]る時を俟[ま]つこと爾[しかり]

▼筥根自り以内…「やぼとばけものは箱根から先」という江戸のことばを採ったもの。
▼玉藻前…足利時代のお伽草紙『玉藻前』などに出て来る狐が化けたという美女で、鳥羽院の寵愛を受けて世を乱そうとしましたが正体を暴かれて退治されます。高井蘭山『絵本三国妖婦伝』(1804)や岡田玉山『絵本玉藻譚』(1805)が出るのはこの本から10年以上のちのこと。
▼文福茶釜…館林の茂林寺にいた守鶴という僧がどこからか持って来たという無間にお湯がくめたというふしぎな茶釜。守鶴の正体は狸だったといわれています。
▼皿鉢…かっぱの頭にあるというお皿のようなくぼみ。河童の皿。
▼手拭…ねこまたが唄や踊りをするときには手拭をかぶると言われていました。
▼二疋三文…やすもの。ありふれたつまらないもの。
▼往古…むかしむかし。
▼裳紋爺々毛門賎内…どちらも子供をこわがらせるときに使っていた言葉。指で目や鼻や口をおっぴろげて、この言葉を言い「はやく寝ろ」などのいましめに使っていましたが、いつの時代でもこの手のものを「古い子供だましデス」と考える目はありましたようで。
▼北尾政美…浮世絵師。北尾重政の門人。狩野、四条の画風も学ぶ。
▼化物の名…意外と単純促成な方式で名前がついてるもんダ、というおかしみを述べてます。姿から名前をつけたというものには狩野家の妖怪の絵巻などがあることを考えると、政美の描いていたものは狩野家の絵巻にあるようなものを描いたものとも考えられます。
▼取残の化物…この絵草紙に載りきらなかったおばけたち。
▼百物語…夜、ふしぎな話を多く語る集まり。
▼行灯…百物語のとき、ひとつ話がおわるごとに行灯の明かりを少なくしていって、これが全部消えたときにばけものが出て来る、などと言われていて、ここではそうすれば取残の化物を見れるかもネ、とくすぐっています。

寛政庚戌年春正月
腹唐秋人[はらからのあきんど] 撰併書

▼寛政庚戌年…1790年。奥付にある出版年は1791年ですので、実際は2年前には原稿が出来上がっていたと考えられますが詳しい経緯は不明です。
▼腹唐秋人…狂歌師。書家の中井董堂(なかいとうどう)。「撰併書」とあるように、序文の筆耕も秋人の手によって書かれたもの。

品玉[しなだま]
往昔[そのかみ]玉のお袋徳利子[とくりご]を産[うま]んとして空敷[むなしく]なる[その]亡魂[ぼうこん]浅草の奥山[おくやま]に出[いで]たるを芥子之助[けしのすけ]といへる嗚呼[おこ]の者焼鎌[やひかま]をもって泣落[なきおと]せば忽[たちまち]豆粒と化[け]して失[うせ]けるとなり

人の目を驚[おどろか]してはとっくりと見届られずはやけしの介
膝元[ひざもと]さぐる

▼玉のお袋…品玉に使う玉を入れていた袋。それと母上という意味のおふくろと合成したもの。
▼空敷なる…亡くなる。
▼浅草の奥山…浅草寺の裏手。両国と並んで見世物や大道芸などがよく出ていた場所。
▼芥子之助…東芥子之介。当時実際にいた品玉つかいの大道芸人。豆、徳利、鎌などをつかった曲芸で知られていたもので、これらの道具が「品玉」のモトになっています。
(参照→和漢百魅缶「品玉」)
▼嗚呼の者…おとぼけもの。
▼膝元さぐる…狂歌師。膝元佐愚留。

三一小僧[さんみちこぞう]
[さい]の目をいからしてかっぱらひかっぱらひ とうめき渡り或[あるひ]はいと引入[ひきいり]たる声音[こはね]にて泣説教[なきせっきゃう]を語るとなん

双六の筒の中よりあらわれて向ふの人を取[とら]んとぞする
高根雪風[たかねのゆきかぜ]

▼賽の目…サイコロの「目」と「目」の玉の地口。画面で描かれているのは盤双六で、サイコロを使って相手の盤陣に駒を送り込むと勝ち。
(参照→和漢百魅缶「三一小僧」)
▼引入たる声音…消えそうな声。
▼双六の筒…盤双六をあそぶときつかわれる竹筒。このなかで2個のサイコロを転がして数を出します。「さんみち」は「三」と「一」の目が出たときの呼び名。
▼高根雪風…狂歌師。

大頬[おおつら]
金を活[いか]して使ふ仙術[せんじゅつ]を得たる人高慢の鼻高[はなたか]となるか扨[さて][この]化物となる

口先も扨[さて]おそろしき大面[おおつら]のどんな人でも丸のみにせん
真竹住虎[またけのすみとら]

▼仙術…神通力。ここでは遊びにお金をうまく使う術+それに耐えうるお財布。画面では遊里の座敷で若い衆とおぼしき人物に「大頬」がポンと小判をあげています。
▼高慢の鼻高…いばって鼻たかだか。
▼此化物…鼻が大きくならない場合は、顔がでかいおばけになるソウナ。
▼真竹住虎…狂歌師。

野良息子[のうらむすこ]
昔息子あり親兄[おやぢ]の脚[すね]をかぢりたる報[むく]ひに依[よりて]ぐわえんの猛火[もうくわ]にむせび半点[はんてん]ひとゑ大寒地獄[だいかんぢごく]に沈みしとなり所謂[いわゆる]鬼子[おにっこ]なるべし

昼跡によなよな出[いづ]るのら息子朝夕親のすねをかぢらん
正木植長清[まさきうえのながきよ]

▼昔息子あり…『伊勢物語』の「むかしおとこあり」を引いたもの。
▼ぐわえん…「火炎」と「臥煙」の地口。「臥煙」(がえん)は火消しの衆、あるいは「好物は火事と喧嘩です」といったお兄ぃさん達。画面では「野良息子」の左の二の腕に「纏」(まとい)の字のほりものがあります。
▼半点ひとゑ…半纏単衣。半纏だけの着たきりすずめ。寒い格好。
▼大寒地獄…氷や雪でさいなまれる地獄。ここでは半纏いっちょの寒さを示しています。
▼鬼子…親に似ぬ子。親にしたがわぬ子。
▼正木植長清…狂歌師。

後怐[うしろびっくり]
角力人[すまひびと]絹川谷蔵[きぬがはたにぞう]なるものの妻[つま]傾城高尾[けいせいたかを]が死霊[しりゃう]の為に[かか]る姿となりたる事伊達競阿国戯場[だてくらべおくにかぶき]に委[くは]しく載[のせ]たり女の[うしろ]びっくりはさてもあり男の面従後背[めんじうかうはい]は取[とり]どころなくや

提重[さげぢう]に化[ばけ]ても人のこわがるは取[とっ]て喰[くら]ひの後[うしろ]びっくり
籬唯澄[まがきのただずみ]

▼角力人…おすもうとり。
▼絹川谷蔵…『伊達競阿国戯場』(1778)の登場人物から。
▼傾城高尾…『伊達競阿国戯場』の登場人物から。高尾太夫。足利頼兼によって船の上で斬られてしまいます。
▼懸る姿…画面では鏡にこわい面相を映している後ろ姿で描かれています。実際『伊達競阿国戯場』で使われた顔が変わってしまう芝居を戯文にとりいれたもの。この芝居は後ちに『東海道四谷怪談』(1825)でも再活用されます。
▼伊達競阿国戯場…1778年、中村座の秋狂言としてかけられた歌舞伎。伊達騒動の世界に『祐天上人御一代記』などで知られてた女ゆうれい「かさね」さんの趣向を配合した脚色。
▼後びっくり…後ろ姿は美人ダガ前にまわってオドロイタという事。
▼面従後背…表ではイイ顔をしてるが裏ではコノヤロとそしっている事。
▼提重…江戸にいた私娼。食物を重箱に入れて売り歩きながら色も売ってござった。美味なるもあれば不味もあって、狂歌は「後怐」な提重を詠んだもの。
▼籬唯澄…狂歌師。

いってうら
人間の身の皮なり取付[とりつき]に人を悩ます

十文字に質[しち]やの庭の糸柳[いとやなぎ][た]が身の皮かへ飛行[とびゆく]
菊酒壺[きくのさかつぼ]

▼人間の身の皮…着物を人間の毛皮にたとえたもの。質屋と自分のもとをいったりきたりする「いっちょうら」の着物をモトにしたおばけです。
▼十文字…あっちこっちへ動き回ること。
▼蔵…質草にされて、あるいは質流れを起こして、質屋さんの蔵に入るということ。
▼菊酒壺…狂歌師。

尾長蛆[おながうじ]
[かはや]に生[しゃう]ずる黒き尾を長く曳[ひき]たる[うじ]を以[もっ]て糞の如くぞびたらする女にたとふ此[この]ばけ物一ッ変じて山の神と仇名[あだな]を取[とり]はげしき形をあらわせば其家[そのいへ]金玉[かねだま]飛入[とびいる]なり

色々に身をば変化[へんげ]る物なれば昔尾長[おなが]うじの橋姫
苅穂庵丸[かりほのいほまる]

▼黒き尾…画面では黒い帯をだらだらと長くひきずった姿が描かれています。家事をほとんどしない「おひきずり」な人をモトにしたおばけ虫。
▼蛆…「尾」というのは、便所などに出る「くそむし」が尻尾が生えている形に描かれているのを引いたもの。
▼山の神…おかみさん。山の神大明神。
▼金玉…金霊。ひとに財福をさずけてくれるといいます。
▼うじの橋姫…「蛆」と「宇治」の橋姫の地口。

枕探[まくらさがし]
[ひん]の盗人[ぬすびと]根性より恋の歌枕[うたまくら]をさがさんとあさましき形をあらはすなり

ぞっとして客も夜着[よぎ]をば引[ひっ]かぶる牛満[うしみつ]ごろの枕さがしに
枝柑子光成[えだかうじみつなり]

▼歌枕をさがさん…古歌に詠まれた名所「歌枕」と人の眠っている隙にどろぼうをする「枕さがし」のかけ言葉。「恋の」とついているのは出没地が宿屋ではなく遊里だからです。
(参照→和漢百魅缶「枕探」)
▼枝柑子光成…狂歌師。

山水天狗[やまみづてんぐ]
東鑑[あづまかがみ][いはく]建治年中南都天狗一夜中於人家千余宇未来不云々
[これ]は夫[それ]には引替[ひきかへ]山水[やまみづ]の二字を以[もっ]て忽[すなはち]天狗の姿を現[げん]ず彼[かの]寂仙上人[じゃくせんしゃうにん]の画[ゑがき]たる七天狗[しちてんぐ]の一ッならんかし

うば玉のまっくら壁におそろしく今にらく書[がき]やまみづ天狗
小手巻朝糸[おだまきのあさいと]

▼東鑑…鎌倉時代のことを記した史書。
▼建治年中…天狗が字を書いてまわったという記事は、『東鑑』の天福2年(1234)3月の文にあります。
▼南都…奈良の平城京。
▼千余宇…千軒あまりの家々。
▼未来不…天狗が書いたという三文字。
▼是は夫には引替て…この「山水天狗」はその「未来不の天狗」とは別で。文字に関係ある天狗という事で「未来不の天狗」は引っぱってこられています。
▼山水の二字…山と水の字で天狗の顔を描く文字絵がモトになっています。画面では蔵の壁に「おそめ久松」の字とらくがきされた山水天狗が描かれています。
(参照→和漢百魅缶「山水天狗」)
▼寂仙上人…伊予の石鎚山で修行をした聖。僧侶や行者を天狗に見立てた絵巻物「七天狗絵」の作者だとされています。
▼うば玉の…「黒」に寄っかかるまくらことば。
▼小手巻朝糸…狂歌師。

引づり女[ひきづりをんな]
尾長蛆[おながうじ]の類[るい]にして男を尻に敷[しき]またある時は酢にさして[のん]で仕舞[しま]ふなり

[ひき]ずりの歯は真白[まっしろ]にみだれがみ亭主を尻に[しく]おそろし
延喜金成[えんぎのかねなり]

▼尾長蛆…尾長蛆とおなじく、家事をしない「おひきずり」な人をモトにしたもの。こちらは画面で着物のすそをべろべろとのばしながら、ご飯たきの準備をさせてる様子が描かれています。
▼酢にさして…酢につけて。「喰っちまうぞ」という時に使われる表現。
▼敷ぞ…「敷」(しく)と「如」(しく)の地口。
▼延喜金成…狂歌師。

づるづるべったり
[この]妖怪[ようくわい]極めて手なく鼻毛は延[のび][よま]ざるに其数[そのかづ]あざやかなり一度女郎の[ふところ]にいれば腰から下は抜作[ぬけさく]となりづるづるべったりとなるにより其名[そのな]に呼んで業[ごう]を晒[さら]す化物とや云わん馬鹿[ばか]ものとやいわん

はるらしく鼻毛の延[のび]た化物は傾城[けいせい]の手でぶちころすなり
糸瓜丈長[へちまのたけなが]

▼手なく…どうしようもない。
▼読ざるに…「鼻毛がいとも簡単に読めやす」ということ。いいカモだよ。画面では胸下のあたりまで鼻毛がのびさかっているづるづるべったりが描かれています。
▼懐にいれば…お客としてズドンと仕留めてしまえば。
▼抜作…だらしない。まぬけもの。
▼づるづるべったり…遊里にだらだら居続けをしちゃう事。そういうお客をモトにしたものです。
▼馬鹿もの…「ばけもの」とのかけことば。
▼傾城…娼妓。おいらん。づるづるべったりを殺すのはカワイイ女郎ざんすという事。
▼糸瓜丈長…狂歌師。

小路隠[こうじがくれ]
親方の目を抜参[ぬけまいり]より遂[つい]小路隠[こうじがくれ]となる是[これ]丁稚[でっち]悪魔なるべし小路隠のすすどからんより楊枝隠[やうじがくれ][おだ]しきがまさり侍[はべ]らん

二三日有[ある]と思へば消[きへ]うせる小路隠の鬼小僧なり
負勝成[まけのかちなり]

▼抜参…子供が奉公先などから勝手に抜け出してお伊勢参りに行く事。伊勢に行ったという事が証明出来れば、帰って来た時におとがめがありませんでした。ただし、伊勢に向かわず途中で悪い道に入ってしまう子もいて、「小路隠」が採り上げているのはソチラ。
▼小路隠…家出をしてどこかに行ってしまうこと。ゆきがたしれず。画面では抜参の子供の姿を鉄拐(てっかい)仙人のように口から吹いてる姿が描かれていて、仙人のように遁世してしまうことをに香らせています。
▼丁稚…商家に勤めている子供。小僧さん。
▼悪魔…わるいもの。悪玉。
▼すすど…すばやい。はしっこい。
▼穏しき…おとなしい。
▼鬼小僧…わがままな子。
▼負勝成…狂歌師。

ぶら挑灯[ぶらてうちん]
三囲[みめぐり]の堤[つつみ]に出[いで]待乳[まっち]や待乳やと呼[よぶ]其声[そのこへ]今戸[いまど]端場[はしば]の辺まで聞[きこ]ゆ世にいわゆる向島[むこうじま]の化物とは異[こと]なり

三めぐりの鳥居の辺をぶらぶらとぶらでうちんは酒のしょいなり
二盈隠居有負[にえいいんきょありまけ]

▼三囲…江戸の向島にある三囲神社。
▼待乳や…「待乳山」と「待ちや」の地口。待乳山(まっちやま)は浅草の今戸にあった山。三囲の堤とは隅田川の竹屋の渡しを挟んで対岸。
▼今戸端場…待乳山の下のあたりの町。
▼酒のしょい…酒の所為。向島で夜、提灯をさげて酔い心地でうろうろしている文人墨客をくすぐったもの。
▼二盈隠居有負…狂歌師。

痩我慢[やせがまん]
大名の火にくばりて死[しし]たる詫人[わびびと]と生[うま]れ来[きた]り寒中に冷索麺[ひやそうめん]暑中に置炬燵[おきごたつ]人のならぬ事をして見たがる負嫌[まけぎら]ひなる所こそ前世[ぜんせ]の業[ごう]を引[ひく]なるべし

くるしさは夏の巨燵[こたつ]のほのふよりむねにたへせぬやせがまんしん
判事由清[はんじのよしきよ]

つぎへ

▼くばりて死たる…焼けて死ぬ。何かで焼け死んだおとのさまという設定。「大名の火にくばったよう」は「なんにも出来ない」という意味の悪口で、それを引いたもの。
▼詫人…侘人。閑居している人。わびずまい。
▼人のならぬ事…ひとのやらないこと。へそまがりなこと。
▼やせがまんしん…「やせがまん」と「慢心」の地口。
▼判事由清…狂歌師。
校註●莱莉垣桜文(2010) こっとんきゃんでい