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画本纂怪興(えほんさんがいきょう)

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作 万象亭 Manzotei
画 北尾政美 Kitao Masayoshi
版元 西村源六
寛政3年(1791)

既に絵草紙などで知られていた妖怪をもじりかえたものや、人々の間で使われている言葉で形にしたらおばけくさくなるものを描いたもの。「山水天狗」や「へまむし与入道」といった文字絵をモトにしたものや、「しわん坊」や「野良息子」など、後に続くこの手の絵草紙にもたびたび登場する面々が登場していています。

万象亭は森羅万象[しんらまんぞう]竹杖為軽[たけつえのすがる]などの号で絵草紙や狂歌などに戯作をする一方、本名である森島中良[もりしまちゅうりょう](あるいは桂川中良)の名で、『紅毛雑話』(1787)や『琉球談』(1790)『魯西亜寄語』(1794)など海外についての事をまとめた本をものしていた人で、平賀源内の弟子のひとりとしても有名です。

北尾政美はのちに鍬形寫ヨ[くわがたけいさい]と号を改め、万象亭の兄の桂川甫周の紹介で津山藩おかかえの御用絵師に転身しています。

校註●莱莉垣桜文(2010) こっとんきゃんでい